本日は、LUNA SEAのアルバムCROSSです。
先に言っておきたいのは、LUNA SEAの音楽は好きです。
ちょいちょい失礼な表現があるかもしれませんが、ディスってないです!
LUNA SEAの音楽との出会いもだいぶ前で…。 笑
MOTHERの衝撃は、ほんと衝撃で。
そして。復活したLUNA SEAの音楽性は変わったんですかね???
知識がないので、さっぱり…なんですが。
わたしとしては、音楽性が変わったとしても、それがかっこいいと思えたらいいと思ってしまう方なので。
なんですが、ね。
前作が…。
もうね、なんて言うのか…洋食を食べに行ったら、創作中華が出てきた、みたいな? 笑
わぁ、お皿に食べられるお花がのってる~。
カラフル~みたいな。
ディスってないですからね。
あれ?こう…きますか…。
いや、これもいいんだけど…。うーん…。
うーん………???
でも。おいしいよ。
と、なったので。 笑
たぶん、間のインストに惑わされてると思う。 笑
それで、今作を買うところから迷った。 笑
でも、ストリーミングでちょっと聴いてみてというのは選択肢にないし。
何かにつかわれている曲も聴くチャンスがなくて、今作の情報で知っているのは、大物プロデューサーが関わっているということだけ。
プロデューサーが誰だの、そこらへんは購買意欲にあまり関係ない。 笑
でもねぇ。
結局、買うよね。 笑
気になってしょうがないものー。 笑
それでですね。
聴いた瞬間。
音が鳴った瞬間。
ざっくり言えば、わくわくした。
退廃美ではなく、光をまとってるようなスタート。
ところどころに感じる初期らしい音。
クリアになった音とボーカル。
今までのフォルムをばーんっ!と、投げ捨てて、でも中身はいい意味で変わらないところがあって、どんっ!と真ん中にがっつりとした芯があるみたいな。
それは再始動した時からそうなのかもしれないけど、それがいい形で音になった気がして。
音がしゅっとしてる。
(我が語彙力よ…。)
何か取っ払われたものがあって、それによって今までとは同じようで違う、でもたぶん、違うようで同じ、ここにしかない"らしさ"がちゃんと見えている、みたいな。
プロデューサーが加わっただけで、こんなに変わるものなんですか…?
音が令和になった。 笑
でも、音が令和になりつつ、アルバムの後半は、特にLUNA SEAだから出来る音楽だと思ったなー。
長く聴いている人からすれば、らしくないのかもしれないけど。らしいのかもしれないけど。
ここにはやっぱり、LUNA SEAにしかつくれない音楽があって。
でも、たぶん、自分たちだけでやってると1番いい方向もどっちかわからなくなったりすると思うんですよ。
それが、プロデューサーが加われば、客観的な視点が増えるし、その客観的な視点があるから気がつくことが増えて、ゆずれない部分と変化させる部分がはっきりするんじゃないかなと。
そういうことがプラスになったアルバムだなと。
あと、LUNA SEAのボーカルといえば、ビブラートありのしっとり系だけど。
それがあるからLUNA SEAだと思っていて。
でも、今までらしいと思うところと、1つの楽器みたいに響いて、楽器隊の音と共鳴してるなと思うところがあって。
らしさが残りつつ、新しいなぁと思うぐらい違って聴こえるところがあったと。
個人的には思ったり。
ただ、1つだけ…。
本当に個人的な好みの話なんだけど。
アルバムの始まりの音と終わりの音がちゃんとしていてほしい人なんですよ、わたしが。
始まりの音はよかったんだけど、終わりが…。
終わりがちょっと納得いかない。 笑
だけど、やはり、LUNA SEAの音楽はLUNA SEAにしかつくれないことを再認識させられたアルバムでした。
5人が欠けることなく、今も一緒に音を鳴らしていて、だけどそれで満足はせず、プロデューサーの意見も聞ける柔軟さがあって、チャレンジする心があって。
過去作と比べてどうこうは、やっぱりなくて。
これはこれだと思うし、ここにある音がどうこうもそれぞれに感じればいいんじゃないかなぁ。
それぞれのアルバムを、それぞれに感じればいいんじゃないかなぁ。
なんて言うのか、MOTHERにはばっさり斬られて、
CROSSは戦略で攻めこんでくるかんじかな。 笑
そして、次を期待したくなる、そんな音が響いているアルバムだと思いました。