さて。皆様の元にKAT-TUNの新しいアルバムFantasiaは届きましたでしょうか。もしくはサブスクで聴いてみたよ、など。
一通り伝わったということで。その体でいきますね～。
何回聴いた？？？ぐらいリピして思うことを書いていきたいと思います。
今回の始まりはDIRTY LUVでめちゃくちゃ強いKAT-TUNなんですが、前作HoneyはAin't Seen～というめちゃくちゃきれいな曲で始まっていたということで、ここですでに世界観が180°違うのか？！と思ったりするのですが、そう思わせるほど幅広い世界観を魅せれるってことなんですよね、それがKAT-TUNの強みだなと。
そのあと、きれいめの切ない曲調のWild Roseがくる、ここが上手いなぁと。
DIRTY LUVで引っ張りこんで、すとんとWild Roseの世界観、全く違う景色を魅せてくれる、匠の技ですな…。
KAT-TUNの音楽ってただ強いだけじゃないんだぞと、でも強いDIRTY LUVのかっこよさもやっぱりKAT-TUNらしさの大事な部分なんだなと、カラーの対比でよくわかるなと。
いい流れだと思います。
そして既出のFantasia、Love Lots Togetherと続くのですが。
改めて考えるとFantasiaというタイトルでこの世界観の曲って、KAT-TUNだなぁと。
そしてKAT-TUNのFantasiaという広義の意味でのアルバム全体の世界観も、やはりKAT-TUNにしか出来ない展開で、他にはないカラーでいられるというKAT-TUNの独自性がよくわかるなと思います。
そしてそれは、バラバラな世界観を散らばしているということではなく、間違いなくKAT-TUNがもっている音楽性の豊かさゆえに成り立つことで、たくさんの引き出しがあるという証ではないかなと。
シンガロングしたくなるようなPerfect Dateも切なくてきれいなLamentも聴こえる度に新鮮な感動をくれるし、それをまるっと包んでくれるSail on earthの拡がりも何回聴いても優しく癒される。
そしてFLIGHTで上がって、ゼロイチの強さがあって、異世界に放り込まれるELIZAがくる。
いや、展開上手すぎでしょ。こんなに上手くジャンルレスを表現できるって、それの真ん中にいるKAT-TUNの存在が何色もあるってことで、それぞれに真実味を持たせることが出来るってことだと思うので。
そしてデジタルなどではラストになるKissing your hurtsと繋がる、これがまたすごいなと。ラストらしい普通の恋愛がテーマの曲というかんじではなく一捻りあるかんじで、すごくきれいでありラストらしく、ジャンルレスの着地点として最高だなと。
わたしは良いアルバムだなと思ってます。
そして、音楽性の豊かさゆえに、これまでつくってきた世界観があるからこそ、KAT-TUNのアルバムは新しいものが出る度に好きだけどこういうのも良かったなんて意見が見受けられるのも面白いところ。
個人的にはKAT-TUNが提示したFantasiaという世界観はジャンルレスであり、ジャンル：KAT-TUNでもあるところが最高だと思ってます。
