さて、春、G.W.といえば、私にとってはhide様の季節です。夏日とか聞こえてくるのは横に置きまして。笑
ということで、PSYENCEを語りたいです。ただの思い出話になるかも、ですが。
あとそれから、これが発売された頃はお子さまだったので、当時の情報はほぼ知らないですね。今みたいにね、ネットで気軽に検索な時代じゃなかったしね…。(遠い目をしておく。)
なので、ほんとに聴いた感想だけです。
1曲目がインストで何が始まるのか???といった空気感で、それを見事にぶちやぶってくれるのが2曲目のERASEで、hide様のロックが炸裂するかっこよさよ。
常々言われていることですが、ほんと古くならない。音も内容もボーカルも古くならない。古くならない不思議さと、普遍さと。あと展開がよくてあっという間に終わっちゃう気分。
そしてERASEの勢いがそのまま繋がるような3曲目の限界破裂。
これも超絶にかっこいいロックなんだけど、内容がなんて言うのか、優しいように見えてアブノーマルな空気感もあるような…。でも、それがhide様にしか出来ない音で、惹かれずにはいられない音なんだよね。
で、たたみかけるようにくる4曲目のDAMAGE。じゃりじゃりの音にときめいたお子さまだった自分。笑
かっこぇぇぇ…ってフリーズした思い出。 笑
そんでもって内容も最高。ぐっさぐさくる。 笑
これぞロックだよ。こういうのが聴きたいからロック聴いてるんだよ。そう思う曲。
いつまでも最高。
5曲目がLEMONed I SCREAM。うっすい記憶ではlemonにジャンク品的な意味があって、それが過去形になって、すてきなものに変わるんだみたいな意味があったような…。
そんなこんなもありつつ、聴いてるかんじは優しい、になってるので単純に聴いててほっこりする。
6曲目がHi-Hoですね。
これはですね、テレビでパフォーマンスを観た思い出があるんですよ。リオのカーニバルみたいになってたんですよ。 笑
画面から極彩色が溢れちゃってるみたいな。 笑
で、そんな色の洪水の中でも存在感もそうだけど色味的にもhide様がちっとも埋もれてなかった思い出が。 笑
とんでもねぇことになってる…好き…って、釘付けですよ。 笑
しかも画面上はめっちゃくちゃなのに、とにかくかっこいいのよ。パフォーマンスも曲も。
よーく聴いてると極彩色の耽美な淫靡なかんじがするような…。 笑
でもそれがかっこいいんだよね。スマートというのか汚くならないというのか。
そんでもって、ロックなんだよね。うまく言えないけれど、ただの明るいじゃなくてロックらしい明るさっていうのかな、ロックがもってるダーク感はなくならない明るさというか。
そして、思えば昔からとんでもない人が好きなんだよなぁと改めて思う。普通を観ててもつまんない。 笑
そういう点でもhide様は最高です。
7曲目、FLAME。名曲です。以上。
とんでもない人は優しいんですよね。人の痛みがわかって、それを包み込めるだけの余地が常にある。
励まされつつ、聴いても聴いても泣きたくなるきれいで優しい曲。
8曲目、BEAUTY&STUPID
お子さま時代に超お気に入りで、いまだに好き。これ、お子さまにいいのか? 笑
これもざっくりいえばスマート耽美で淫靡ですかね? 笑
でもかっこいいんだよねぇ。hide様が歌えばなんでもかっこいい。
家に1人でいるときにめっちゃ歌ってたので、いまだに歌えます。
…お子さま、歌ってよかったのか? 笑
いやいや、これぞロックの良さ。とんでもないかんじが内包されてこそロックなのです。
インストはさんで、10曲目BACTERIA
あぁ、かっこいい。
叩きつけるような音と感情を吐き捨てるようなボーカル、内容の鋭さ、とにかくかっこいい。
からの11曲目GOOD-BYE
ざっくり言えばバラードですかね。切ないきれいさがとても良きで、とてつもないパワーが内包されていると思う。
前を向いて進んでいけるとずっと励ましてくれる曲だなと。
インストはさんで13曲目LASSIE
ワォンっていいながら、反骨心むきだしで、こういうバランスの曲って自分は聴いたことないなぁ。hide様にしかない音。
バゥバゥ言いながらかっこいいっていうね、このバランスのすごさよ。
14曲目POSE
これもバランスすごいなぁと思っている曲。この音にこの言葉を並べていって、圧倒的なパワーでぐいぐいくるっていうのがすごい。
どっちがどうじゃなくてね、でも最近聴こえてくる曲にこういうのないなぁって。
音だけじゃなくて言葉の秀逸さというのかなぁ。並べ方もはめかたも。
やっぱりすごい。
15曲目MISERY
永遠に好き。
改めて思うけれど、この曲すごいなと。
明るいかんじで痛みがあると言ってそれを癒す言葉もあれば、そのまま受け止めようもあって、それがこの曲調でちゃんと伝わるっていうすごさ。
痛いとか泣きたいとかありつつ前を向けるっていう奇跡みたいな曲。ただ励ますんじゃなくて、辛いことは辛いままでいい、でもきっと乗り越えられることもあるって、こんなに1曲の中にちゃんと並べられるっていうね、いややっぱり奇跡だね、この曲。
そして最後にまたインストで終わり。
このへんがうまいなぁと。
アルバムとしての一つの作品としてのまとまりとか完成形をきちっと示してくれる。
で、いろんな音がはさまっているんだけど、とにかくロックのかっこよさで終わるんだよね。不思議なぐらい。
改めてすごいアルバムだなぁ。
ロックのかっこよさとパワーと。カラフルでありながらダークさもあって。
唯一無二の音。
そしていつまでも過去にならない音。
これからも大切にしていく。
ありがとう、hide様。