昔はテレビぐらいしか楽しみがなかったし、曲を知る、聴くはテレビメインだった。
いわゆるアイドルもたくさんいたし、ボーカルダンスグループ(男子も女子も)もたくさんいた。Jだけでなく。
それは、それぞれの忖度だったのか。
猛プッシュだったのか。
でも確かに、テレビに出てた人達は人気があった。それは確か。歌が下手だろうが、上手かろうが。どこの所属だから上手いではなく、どこの所属でも下手な人は下手で、でも人気はあって。
バンドもよくテレビに出てる人達がいて。
一切出ないをアイデンティティーにする人達もいて。
どこぞで聞いた話では、ヴィジュアル系に一括りにされたのに立腹してテレビに出なくなったとか、どうだとか。それもいつの間にか忖度になってたりして。
でもだんだんとテレビに出るバンドが減っていって、歌番組が減っていってるし、なんて思ってたりしつつ、ロックよりもダンスミュージックだったり、そういう方が人気になっていったしなぁなんて思っていたけれど、それも忖度だったのか。
演歌、歌謡曲の番組があった頃はいつも見かける人が多かった。それも忖度?人気度?番組なくなったのも忖度?
そのうちテレビはオワコンと言われるようになっていって、音楽の好みは細分化されていって、メディア戦略なんてなくても人気が出る曲は人気が出るし。
昔もテレビに出たから人気が出るばかりじゃなくて、無名だけどラジオから人気が拡がって、なんてこともよくあったし。
届くものは届くし、テレビの穴埋め要員も必要だったりして。
Jがテレビから排除され、世間から排除され、謹慎期間なんて生ぬるいものじゃ足りないと言われているぐらいの処罰的なものが必要だという風潮にさらされ。
それでもその音楽が、パフォーマンスが必要な人達にはこれからも変わらずに必要と届くし、少し形を変えることがあってもその人気が変わらないできっと続いていくでしょう。
オワコンと言われてずいぶん経つけれど、テレビに出れないのはJのせいだというのがなくなって喜んでいる人がたくさんいて。
今度はどんなジャンルであっても出すぎと言われず、忖度と別界隈から言われないといいなと思う。
結局また似たようなのばっかり、テレビはオワコン、に話が戻らないことを祈るばかり。
頑張っていることはちゃんと伝わる。
ウソは見透かされる。
溢れる言葉が優しく前向きでありますように。